C.化学
ID番号 C-03
データ登録日 1991.03.25
修正日 1998.10.1
タイトル イオンと微粒子の複合機能濾過膜
説明要旨  放射線グラフト重合法を応用して、汎用の精密分離膜に官能基を導入し、微粒子の物理的濾過機能と溶存イオンの化学的吸着機能の複豪@能分散膜を製造する技術である。
カタログ
説明文
 精密濾過膜は食品工業、医療、原子力工業など広い分野で用いられている。特に中空系状分離膜はモジュール化が容易な長所を生かして急速に需要が伸びている。しかし、物理的な濾過分離機能を有するのみで、溶存イオンなどの分離が不可能なため、イオン交換樹脂塔の併設が不可欠である。本技術は汎用の精密濾過膜(中空系膜および平膜)に電子線などの電離性放射線を作用させて、あらかじめ反応活性種を生成したのち、イオン交換基や錯体生成基を有する反応性モノマーと接触させて、官能基を膜内に化学結合させ、イオンと微粒子を同時に分離する複合渠\濾過膜を製造する方法である。この方法を応用すると、原子炉用水のクラッド(非イオン性微粒子)とコバルトイオンなどを同時に分離することが可能となり、プロセスの単一化や減容処理などに有効となる。
図表等
参考文献リスト
No. タイトル 説明文
 1 水銀圧入法による細孔分布 汎用の多孔性濾過膜は細孔分布が広いが、官能基の導入で狭くなる
2 イオン溶液による透水試験 銅溶液の透水試験で、吸着速度が大きいため破過点が明確に現れた
3 コバルトイオン捕集を伴う透過実験 理論破過曲線(実線)に近い吸着性能を示すことが確認された。
開発終了年月 1995.03
ソフトウェア名称 放射線グラフト重合法による複合機能濾過膜の製造方法
国内特許
出願番号
特許:有
出願番号
61-281189 62-227651 1-7126
外国特許
関連相手方
相手方 関連区分
東京大学工学部  2
2.協力研究
サービスの提供 3.受託研究・調査 4.共同研究 6.人材受入 7.技術指導
主要装置 電子線加速器
グラフト重合装置
技術分野
IPCコードサブクラス
C08 有機高分子化合物
応用分野
KPCコード 
14-2 高分子化合物
23-1 原子力
24-3 混合分離
新応用分野
固定キーワード 
R003 電子ビーム
R120 限外濾過(UF)
主要物質名 精密濾過膜
キレート膜
中空糸膜
フリーターム 放射線グラフト重合技術
機能膜の合成技術
精密濾過分離技術
発明者 石垣功(特別研究員)
須郷高信