C.化学
ID番号 C-01
データ登録日 1991.03.25
修正日 1998.10.1
タイトル 浸透気化膜(パーベーパレーション膜)
説明要旨  放射線グラフト重合法を応用して既存のオレフィン系高分子膜に官能基を導入し、近沸点混合や熱に弱い医薬品やタン白などの低温分離を目的とした浸透気化膜を製造する技術である。
カタログ
説明文
 浸透気化法は通常の蒸留法では分離困難な共沸混合物、近沸点混合物、異性体などの分離や、熱で変化しやすい醸造食品や医薬・生体の濃縮精製など、エネルギー消費の少ない分離技術として期待されている。本技術はポリオレフィン系の既存の膜(中空系膜や平膜)に電子線などの電離放射線を作用させて、あらかじめ反応活性種を膜内に捕捉させたのち、親水基や錯体生成基などを有する反応性モノマーと接触させて、官能基を膜に化学結合させ、高性能の浸透気化膜を製造する方法である。この方法の特徴は汎用の膜に高付加価値を付けて高機能化すること、放射線照射プラントと合成プラントが分離分業化できること、製品のモジュール化が容易なためコンパクトな分離プロセスが可能なことなどにある。
図表等
参考文献リスト
No. タイトル 説明文
 1 浸透気化分離の原理図 供給液側から選択的に膜内を浸透し、減圧側で気化分離する。
2 浸透気化膜によるエタノール/水の分離 浸過流速(分離速度)が従来法の100倍近く高いことが特徴
3 浸透気化膜分離試験装置 直径50mmの膜を用いて、濃縮分離性能の評価ができる。
開発終了年月 1995.03
国内特許
出願番号
特許:無
外国特許
関連相手方
相手方 関連区分
群馬大学工学部 2
2.協力研究
サービスの提供 3.受託研究・調査 4.共同研究 6.人材受入
主要装置 電子線加速器
グラフト重合装置
浸透気化危険装置
技術分野
IPCコードサブクラス
C08 有機高分子化合物
応用分野
KPCコード 
14-2 高分子化合物
23-1 原子力
24-3 混合分離
新応用分野
固定キーワード 
R003 電子ビーム
R042 親水性プラスティック
R120 限外濾過(UF)
主要物質名 オレフィン系イオン交換膜
キレート膜
導電性高分子膜
フリーターム 放射線グラフト重合技術
プラスチックの高機能化技術
浸透気化
分離技術。
発明者 石垣功(特別研究員)
須郷高信
片貝秋雄